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東京都文京区の歴史
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所在地 文京区本駒込1-5-22 (龍光寺)

 金毘羅大権現
龍光寺には嘗て境内(現在の龍光寺公園付近)に「金毘羅大権現」がお祀りされており、根津に花街があった慶応から明治中期に掛けては特に縁日が盛んでありました。
その後花町が州崎に移転されるに至り、規模は小さくなりましたがそれでも昭和の初期までは縁日が続いておりました。
昭和20年(1945)3月、空襲により御堂を焼失致しますが、その際先々代荻洲和尚が戦火の中金毘羅様を肌身離さずお守りし、近年先代道治和尚が御堂の復興を試みましたが体調不例にて遷化し今日に至っておりました。平成19年(2007)6月、檀家総代と協議の結果「金毘羅堂」の復興を発願致しこの度戦後60年余を経て山門正面奥に復興を見るに至りました。
「金毘羅大権現」は海上守護、大漁満足、さらに五穀豊穣、殖産興業、中でも招福除災、家門繁栄のご利益が多大とされております。
また江戸城の裏鬼門を守る「虎ノ門・金刀比羅宮」は四国丸亀城主・京極高和公が讃岐より自身の江戸屋敷の勧請されたものであり、その高和公と唐津小笠原忠知公によって建立されたのが当山でございます。戦火により資料も焼失し定かではございませんが、そのようなご縁からも当山に「鎮守」として金毘羅様がお祀りされたと推察でき、由緒あるまた霊験灼かな金毘羅様をお参り頂くことは、皆様にも大きな御加護のあることと存じます。
今後とも皆様の御参詣をお待ち申し上げております。
 龍光寺





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