東京都文京区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 文京区本郷3-14-6 (NF HONGO BUILDING) 本郷座は明治6年(1873)に本郷在住の奥田氏が「奥田座」を開設したことに始まる。その2年後に地名が春木町に変わったため「春木座」に改められた。明治10年(1877)には市川団十郎ほか歌舞伎の名優の出演もあって脚光を浴びた。 その後、火災に見舞われたが再建され、明治35年(1902)には、「本郷座」と改称された。新派の川上音二郎一座が「ハムレット」を上演して盛況を極めたりして、新派全盛時代を築いたのも、本郷座の時である。大正12年(1923)の関東大震災で焼失したが、翌大正13年(1924)バラック建てで再興された。 昭和2年(1927)に新装となり、昭和5年(1930)歌舞伎上演を最後に、常設映画館に転向した。 この度の戦災で本郷座は、跡かたもなく焼失し、昔日の面影を伝えるものは残っていないが、明治・大正期における演劇文化の拠点の地として貴重な史跡である。 平成9年(1997)3月 文京区教育委員会 PR |
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永山
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