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東京都文京区の歴史
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所在地 文京区向丘1-11-3 (大円寺)

 斎藤緑雨墓
 緑雨、1867年~1904年(慶応3年~明治37年)。三重の人。名は賢。別号を正直正太夫。明治時代の小説家で、戯作風の「油地獄」「かくれんぼ」などで文壇に名をなした。
 かたわら種々の新聞に関係して文筆を振るう。終生妻子を持たず、俗塵に妥協することなく、文学一筋に生きた人である。森鴎外・幸田露伴とともに「めざまし草」の匿名文芸批評執筆者の一人で、樋口一葉の「たけくらべ」を絶賛した。 墓碑銘は幸田露伴書
 文京区教育委員会 平成8年(1996)3月



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